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[Profile] Who the hell is Mou Sato?

佐藤睦雄 Sato, Mutsuo(Mou)mousato1212
Writer/Editor/Moviebuff
1961年12月12日、岩手県釜石市生まれ。射手座、血液型A型。

サイト名の由来 

 いつのころからか新宿ゴールデン街に出入りし、「トロア・ヴァレー」という店の常連になり、そこのママである宮川久美さんにムツオという名前から、ガタイがでかいことから「ムー」と命名されました。映画業界のみならず、関係各位のみなさんが今では「ムー」と呼ぶほど。パリ帰りの久美さんの命名ゆえ、大好きな画家・藤田嗣治(つぐはる)も自分の名前を「Foujita」と「o」の次を入れていることから(藤田の場合、ゴダールの『気狂いピエロ』の原題"Pierrot le fou" の「fou」のもじりなんですが)、真ん中に「o」を入れて「mou」とつづっています。
 1212ってぜんぜん3に踏み出せない人生ですが、誕生日の12月12日というのは小津安二郎監督の誕生日であり命日であり(ちなみにフランク・シナトラも同じです)、しばしば鎌倉・円覚寺にある小津監督のお墓を訪れます。南側の山道を登ったところにひっそりとたたずむ黒い御影石のお墓は日本が誇る大監督のものだと気づかないぐらいで、その石には「小津」の字が一文字もないのです。なんと、「無」の一文字!!!!! 「ムー」とは「無」につながるものとして、今では気に入っています。
 中学・高校生のころから映画を見て、惚れて、愛して、浪人生・大学生時代は年間400本平均で見るほどにどっぷりと映画の世界にひたって、映画が人生の一部になりました。後述する「ぼくのオールタイムトップ10」はつねに自分を勇気づけてくれる映画の10本ですが、その時代に見た映画がほとんどです。とりわけ猛烈に愛してしまったのが、クリント・イーストウッドマーティン・スコセッシ。彼らの映画を通じて、映画の素晴らしさを再発見し、説話論のすべてを知り、また彼らの映画からジャズ、ロック、ブルース、文学、アートなどありとあらゆる分野に好奇心をふくらませていきました。自分自身オタクではないと思いますが、素晴らしい小説や素晴らしい音楽と出会っても、「映画的!」に考えるようになりました。女性への口説き文句も映画の台詞になってしまった。いわば、映画バカなんですね。シネフィル、シネマジャンキーなどいろいろな言い方があるけれど、スコセッシ師がつねづね使っている「movie buff」(ムービーバフ)がもっともぼくにふさわしいのでは考え、今では名刺の肩書にも使っています。
 つまり「MouvieBuff」とは「映画バカ、ムー」という意味であり、「Diaries」は感じたことを記す日誌であります。何ごとにも三日坊主なだけに複数形にして、自分に縛りをもうけることにしました(笑)。気分はチェ・ゲバラの『モーターサイクル・ダイアリーズ』なのですが……。

このブログの楽しみ方

ぼくの映画採点評●ぼくの映画評論+独善的な採点。週に2,3本ぐらいをめどに頑張ります。
   ★★★★★(大傑作!パーフェクト!!)
   ★★★★1/2(素晴らしい出来!)
   ★★★★(感動させる!)
   ★★★1/2(よく出来ました)
   ★★★(見るところはあるなぁ)
   ★★1/2(まあまあOKな出来かも)
   ★★(味気がない、つまらない)
   ★1/2(不完全すぎて時間の無駄)
   ★(悪すぎるのにもほどがある)
   1/2(ひどすぎ!! 見る価値なし)
   ☆(すぐに忘れてしまいたい)
スペシャルインタビュー●映画監督やプロデューサーのインタビュー。スターの取材はなかなか回ってきません。
映画ランキング●さまざまなサイトや雑誌などに発表された映画的なランキング。興行成績とかは興味がないので、あくまで映画の良し悪しが判断できるものにします。
ぼくのシネマノート●コラムやエッセイ、雑記や軽いメモなど。
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スターファイル★男優編●男優スターへの想いをつづります。
スターファイル★女優編●女優スターへの想いをつづります。

■ご意見、ご要望、お問合せ、ご質問、お仕事のご依頼は
mousato@gmail.comへご気軽にどうぞ。

ぼくのオールタイム映画トップ10


1. 用心棒(1961、黒澤明)
2. ゴッドファーザー I & II(1972/1974、コッポラ)
3. めまい(1958、ヒッチコック)
4. タクシードライバー(1976、スコセッシ)
5. こわれゆく女(1974、カサヴェテス)
6. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966、レオーネ)
7. 暗殺の森(1970、ベルトルッチ)
8. アウトロー(1976、イーストウッド)
9. ギャンブラー(1971、ロバート・アルトマン)
10. 続・激突!カージャック(1973、スピルバーグ)


ジェームズ・リプトン氏風10の質問と答え

1. 好きな言葉は?
「快楽(プラジール)」
2. 嫌いな言葉は?
「デッドライン(〆切)」
3. 元気のもとは?
「映画(特にスコセッシとイーストウッドの映画)、甘美なキス、美味しいお酒。女性の髪の香り」
4. 滅入るのは?
「孤独、たったひとりの鍋をつつくとき」
5. 好きな音は?
「温泉に入ったときのチャポっていう音、ワインや日本酒がグラスに注がれる音、フィルムの映写機のカタカタ鳴る音、サッカーや野球のスタジアムのざわめき」
6. 嫌いな音は?
「鉄の爪で黒板をひっかく音、原稿の催促の電話のベル」
7. 好きな悪態は?
「おまえのかあちゃん、デベソ!」
8. 映画ライター以外で挑戦してみたい職業は
「オーケストラの指揮者、カウボーイ、植草甚一
9. 絶対にご免という職業は?
「雑誌のトップ屋、冬山の遭難救助隊、鳶職(高所恐怖症なので)」
10. 天国に着いた時、神に何と言われたいですか?
「父と母が待ってるよ」


マイ・フェイバリット・リスト

好きなスポーツチーム●阪神タイガース、FCバルセロナ
好きな言葉●「花に水、人には愛、料理は心や!」(by神田川俊郎)、「この雨は、もうどこへもやらずの雨よ」(by藤純子『昭和残侠伝/死んで貰います』)
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[Top100] UKの映画雑誌『Total Film』が選ぶTop100

GoodfellasIsNo1【記事ソース】Who is the greatest?(Total Film > Movie News)

 UKの映画雑誌『Total Film』が10月24日、〈オールタイム100グレーテストムービー〉を発表した。

 マーティン・スコセッシ監督の1990年代を代表する傑作『グッドフェローズ』が第1位に(ブラボー!)。スコセッシ作品はUKでよっぽど人気があるらしく、その他にも『タクシードライバー』(14位)『レイジング・ブル』(28位)『ミーンストリート』(45位)『キング・オブ・コメディ』(85位)と5本がランクイン。が、しかし、イーストウッド作品は『アウトロー』(60位)の1本きりだった(意外に人気がないなぁ)。

 今年2005年5月には『TIME』誌が〈オールタイムトップ100〉を順位なしでずらっと100本を発表。hibikyさんのブログ「士はおのれを知るために死す」でありがたいことに邦題付きで紹介されている。

【注目記事】ALL-TIME 100 Movies - TIME Magazine
【注目記事】「TIME」誌が選ぶベスト100 - 邦題付き(士はおのれを知る者のために死す)

 比較すると、『TIME』(US)のほうに『シティ・オブ・ゴッド』が入っていたりしてぼく好みかなぁとも思うが、『Total Film』(UK)も含めて見わたすと、日本で名作の代名詞とされる『風と共に去りぬ』『ローマの休日』『エデンの東』はすでに影もかたちもないことに気づく。『Total Film』にはすでに『サイドウェイ』(69位)『ドーン・オブ・ザ・デッド』(70位)『エターナル・サンシャイン』(82位)などが入っていたりして楽しい。

 こういうランキングは「これ見た」「これ見てない」という〈目安〉にすればいいと思うのだ。ちなみに、この中でぼくが見ていないのは2本だけあった。1本は『ハロウィン』(スプラッター・ホラーが苦手なもので)、もう1本はアレック“オビ・ワン”ギネス主演の『KInd Hearts And Coronets』(日本未公開だから仕方がない!)。他の98本は運良く見る機会があった。(順位通りに並べると)『グッドフェローズ』『めまい』『ゴッドファーザー PART II』『東京物語』『ヒズ・ガール・フライデー』『タクシードライバー』『ウエスタン』『ゴッドファーザー』『裏窓』『お熱いのがお好き』『レイジング・ブル』といった作品は、それぞれ10回以上見ているお気に入りでもある。

 みなさんにはなるべく多くの作品を見ていただきたくて版権を調べたが(amazon.co.jpアソシエイトで稼ぎたくてですが)、WHVの『ブレードランナー』や、FOXの『007』シリーズはすでに版権がないらしい(レンタル市場などには出回っているけど)。FOXに権利があったMGM/UAのタイトルがすべてSONYに移譲されることになったから、エアポケットのように、版権ギレ状態の場合もある。

 というわけで、amazon.co.jpでDVDを買えるようにリンクをはってみた。日本にないものは、amazon.com (US)に飛ばしてみた。 US盤DVDはリージョン1なので、リージョン2の日本製DVDプレイヤーでは再生できないが、DVDプレイヤー内蔵のパソコンや、リージョンフリーのDVDプレイヤーをお持ちの方は楽しめる。amazon.comには「アメリカ全土以外には売れません」と明記されているが、ぼくに限っては今まで届かなかったことはない。

 もしリージョンフリーのDVDプレイヤー(NTSCやPALも再生できる)をご所望の方は、輸入DVDショップとして最古参の「Disc & Gallery」(東京・渋谷)をのぞくとよろしい。「Mou(ムー)に聞きました」と合い言葉のように唱えれば、いくらか割引になるハズだ。東京以外の方はホームページを見て吟味してオーダーしてください。

 しかし、フェリーニの『8 1/2』が廃盤とは驚いた。大好きな『フープ・ドリームス』もそうだった。『ユージュアル・サスペクツ』なんか品切れ状態でもある。

 US盤DVDの短所は字幕がないこと、長所は特典がいっぱいあることでもある。理解力は極端に落ちるが、SubtitleをEnglishにすれば(USでは耳の不自由な方もDVDが楽しめるようにクローズド・キャプションが義務づけられている)、日本語字幕のように1行13字という制限もないから、すべての台詞が(英語でですが)聞ける。また素晴らしい映画って、俳優の動作でだいたい何を言わんとしているかわかるものだ。

 だいぶ前置きが長くなりました。この「Top100」、あなたは何本見ているだろうか?mousato1212 

 

■Total Film's 100 Greatest Movies Of All Time

1. グッドフェローズ "GoodFellas"(1990、マーティン・スコセッシ)
2. めまい "Vertigo"(1958、アルフレッド・ヒッチコック)
3. JAWS/ジョーズ "Jaws"(1975、スティーヴン・スピルバーグ)
4. ファイト・クラブ "Fight Club"(1999、デヴィッド・フィンチャー)
5. ゴッドファーザー PART II "The Godfather Part II"
(1974、フランシス・F・コッポラ)
6. 市民ケーン "Citizen Kane"(1939、オーソン・ウェルズ)
7. 東京物語 "Tokyo Story"(1953、小津安二郎)
8. スター・ウォーズ/帝国の逆襲 "The Empire Strikes Back"
(1980、アーヴィン・カーシュナー)
9. ロード・オブ・ザ・リング3部作 "The Lord Of The Rings Trilogy"(2001/2002/2003、ピーター・ジャクソン)
10. ヒズ・ガール・フライデー "His Girl Friday"(1939、ハワード・ホークス)

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[Interview] ヴィム・ヴェンダース監督: 『ランド・オブ・プレンティ』

あふれかえる混乱や痛みに
立ち向かおうと喚起している作品なんだ


 ヴィム・ヴェンダース監督の『ランド・オブ・プレンティ』予告編)には、あの9・11の傷あとが色濃く残っている。

 アフリカやイスラエルで育った少女ラナ(ミシェル・ウィリアムズ)が故郷アメリカへ帰ってきて再会するのは、元ベトナム帰還兵で、心に傷をかかえた伯父ポール(ジョン・ディール)。彼は9・11以後、人々の危機意識が薄れてしまった自由の地アメリカを守ろうと監視カメラを備えた改造ヴァンに乗って、独りで必死に警備している。

「ヨーロッパからのアメリカへの移住者でもある私にとっても9・11のテロは衝撃だった。価値観がガラガラと崩れるのを感じ、〈人生が変わるな〉と呟いたものだ。その後〈自由〉〈民主主義〉〈愛国心〉といった言葉がインフレのように飛び交った。だからこそ当時アメリカで関心があったものをすべて取り込もうと躍起になった。つまり、貧困とパラノイアと愛国心だ」

Land_of_Plenty

 iPodで音楽を聴き、iBookにデジタルカメラの画像を取り込む今どきの若者ラナの目に映る、ロサンゼルスのダウンタウンのホームレスでいっぱいの貧困地区の惨状が衝撃的だ。弱者切り捨て政策を施してきたブッシュ政権への痛烈な批判が見え隠れする。

「あのダウンタウン地区は『ミリオンダラー・ホテル』を撮影したときに見つけたエリアなのだが、その後も悲惨な状況は変わっていない。まさに人種のるつぼで、夜になればホームレスが街を埋めつくす。大都会の片隅で、巨大な富と究極の貧困が隣接する構図は相当ショッキングなものがある。

 かといって、これは〈反アメリカ映画〉ではなく、あふれかえる混乱や痛みに立ち向こうとする試みなんだ。不正や欺瞞、人を迷わせる愛国主義、誤った情報の操作といったものをこの映画では扱っている。もちろんドキュメンタリーではなくフィクションだから、〈事実〉よりもストーリーやキャラクターに重点をおいている。

 最後には、ラナやポールといった人物たちの感情を通じて、観客に〈政治的な現実の認識〉を感じ取ってもらいたかった。映画にできることといったら、変化の必要を喚起することぐらいだからね」

全米横断の旅にはアメリカの原風景を
凝縮させる音楽が必要だった


 後半、ラナとポールはヴァンに乗り、ロサンゼルスからモハヴェ砂漠の田舎町トロナへ、さらにニューヨークまで全米横断の旅に出る。レナード・コーエンの表題曲が疾走感をかもし出す! なんて〈耳がいい〉映画作家だろう。

「そう、ロードムービーになる(笑)。『パリ、テキサス』を思い起こさせもするだろう。この横断の旅に〈アメリカの風景〉を凝縮させるような音楽が必要で、レナード・コーエンのお気に入りの曲『ザ・ランド・オブ・プレンティ』がタイトルソングとして完璧だと気づいた。レナードはエンディングの曲まで提供してくれたんだよ」

【初出記事】『TV Taro』(2005年11月号)
(2004年9月@ホテル・デバンーヴェネチア・リド島にて)


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取り戻せる時間と取り戻せない時間
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この上なく残虐な結末



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